なぜ暮らしの中に「浄化」が必要なのか?

なぜ暮らしの中に「浄化」が必要なのか?

なんとなく行き詰まったり、物事がうまく進まないなど、停滞感を抱くことってありませんか。もしかしたら、不要なものが溜まって運気の流れが滞っているのかもしれません。そんなときは、意識的に「浄化」を取り入れてみることをおすすめします。

 

浄化とは、一言でいうと「汚れたものを綺麗にすること」です。

 

例えば、物が散乱したり古い物が溜め込まれたような「場」を掃除をすると、物理的にきれいになるだけではなく、空間も明るくなるように感じませんか?これは、不要なエネルギー(気)が浄化されることで、新たなエネルギーが入ってくるからだといわれています。

 

浄化は、単に物理的な汚れを落とすだけではなく、実は「目に見えないエネルギー」をキレイにする役割も含まれているのです。

 

エネルギーの停滞は、さまざまな不調や不穏を招くといわれています。体験的にそれを知っていた昔の人々は、塩撒きや打水、地鎮祭など暮らしの中でさまざまな浄化を取り入れてきました。

 

古来日本の信仰である神道においても、暮らしの中でついてしまった穢れや、災厄の原因となる罪・過ちなどの不浄を、心身から取り除くための浄化の儀式として「祓え」を大切にしてきました。

 

自分自身を包み隠してしまった穢れを祓い清めることで、「本来の自分」を取り戻すのです。

 

「祓えのない神事は存在しない」といわれるほど、清浄、すなわち本来の自分(状態)であることが重要視されてきました。

 

私たち人間は、疲れやストレス、不要な感情を溜め過ぎると心身の穢れとなり、不調や不穏に繋がるといわれています。また、誰かを批判したり、自分自身に罪悪感を抱いたりすることが増えているときも、穢れによってバランスが偏ってしまっていると考えられています。

 

だからこそ、健やかにそして穏やかに生きていくためには、「暮らしの中に浄化を取り入れていくこと」がとても大切なのです。

 

そして、浄化の真髄は、「本来の自分」に戻ってからこそ見えてきます。

 

まっさらな自分になって初めて、本当は何をしていきたいのか、どうありたいのかがわかり、それを現実世界にかたちづくっていくことができるからです。

 

「なぜかうまく行かない」「ものごとがスムーズに進まない」「心身の不調が続く」という時は、バランスが偏っているメッセージとして受け取って、ぜひ暮らしの中に浄化を取り入れてみてくださいね。

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