「髪」は人体の中で、最も天に近い場所に存在します。それはまるで「神」との架け橋であり、アンテナのような役割を果たしているのです。古代の人々は、その事実を深く理解していたのでしょう。しかし、時代が移り変わる中で、その大切な叡智は次第に忘れ去られてしまいました。今こそ、その本来の“美しい髪”を取り戻す時です。

必要なのは、自然の力による癒し。古代アーユルヴェーダの叡智と最先端の技術を融合させた、新たなヘアカラーが誕生しました。

近年、ヘアカラーによる体調不良が報告されており、その多くは化学染料が頭皮から吸収されることに起因するとされています。また、美容師さんの中でも、日々ヘアカラーを施術することによる影響から、体調不良を訴えるケースが増加しているといわれます。

私たちは「食の安全」には敏感になってきましたが、「頭皮の安全」に気を配る人はまだ少ないのが現状です。
実はヘアカラーやパーマ液の使用は、食品添加物と同じように、頭皮からも化学物質を取り込んでしまうことをご存じでしょうか?

『エコヴェーダ ヘナ』の開発者、森田要さんは、30年以上前からこの問題について警鐘を鳴らし続けてきました。そして、そのような課題をクリアするために実際にインド中のヘナメーカーを訪ね歩き、永き年月をかけて調査、分析、研究を重ねた末、辿り着いたのがとの『エコヴェーダ』なのです。
世界最高水準の品質と信頼性を誇るヘナ。その開発ストーリーをお届けします。

エコヴェーダ(eco・veda)

『エコヴェーダ』は、東京・表参道の美容室「kamidoko」オーナーであり、美容家の森田 要さんがプロデュースするブランドです。

インドのCNP社の農場で育てられた100%オーガニックな植物原料を使用し、最新技術を取り入れることで、アーユルヴェーダの理念に基づいた天然ハーブの力を最大限に引き出したヘナを実現しました。

「この地球が持続可能であること」、そして「生きとし生ける全てのものに安心安全であること」を追求している会社で作られたエシカルな製品です。世界品質と社会的責任の両面で信頼を得ています。さらに、欧米の最新基準に基づく雑菌処理を徹底し、蒸気滅菌システムや窒素冷却粉末化技術を採用することで、「作りたて」の新鮮なヘナのお届けを可能にしています。


又ヘナは、傷んだ髪の修復を助け、頭皮を健やかに保ちます。抗酸化力により地肌を整え、白髪を自然に染める効果も期待できます。くせ毛でまとまりにくい髪を落ち着かせる働きがあるほか、頭皮に施術することで、新しく生えてくる髪の質の向上を助けます。髪や地肌に優しいトリートメント効果を通じて、傷んだ部分を生へと導き、美しく健やかな髪を育てるサポートをします。

ヘナでケアするメリットとは?「簡単」「安全・安心」「安価」「時短」

慣れてしまえば10分程度の時間でヘナを塗ることが可能です。「自身で髪の手入れを心がける」習慣をぜひ手に入れてください。その意識が更に美しい髪を実現させます。

丹精に有機無農薬で育てられた植物のみで完成した製品です。アメリカFDA基準で完成されたクリーンルームで生産されています。

セルフケアの一番のメリットは1回分のコストです。
ショートの場合400円前後。ロングの場合で1800円前後です。美容室での施術の10分の1で済む上、美容室への往復の交通費や外出の際の食事代などもかかりません。

ご自宅でのヘアケアに慣れてしまえば、美容室への往復の時間も含めて時短ができます。

私は南青山で美容室を営んでいます。そのかたわら週3日は地方でワークショップを開催し、100パーセント天然植物の髪染め「ヘナ」の普及に努めてきました。ヘナを使った施術は30年程前から始めました。

当初は材料のヘナをインドの複数の業者から直輸入して使用していましたが、品質については正直不満もありました。農場で収穫されるヘナの葉はほとんど農薬の必要もないものなのですが、収穫・乾燥して粉末加工される際に小規模な零細工場が多いこともあって、衛生管理状態に問題があります。輸入後に国内で顕微鏡チェックすると、かなりの雑菌が混じっていることもありました。また、業者によっては鮮やかなグリーンに見せるために、化学薬品の混ぜ物をしているなど悪質なところもあります。働いている人たちの健康を侵しかねない劣悪な現場もあるのです。

そのような中、高品質で安全なヘナを求め、探し回っていたところ、オーガニックにして衛生管理も行き届き、かつ労働者の健康や地域の環境にも配慮して製造しているというCNP社に行き当たりました。ヘナだけでなく、他の薬用植物多種類を管理農場で無農薬・有機栽培している会社で、インド国内の有機認証だけでなく、フランス、EU、アメリカなどの認証も取っています。化学物質、酸化物、重金属、GMO(遺伝子組み換え作物)ほか健康や環境に害を引き起こす恐れのある成分は使わない、また動物実験もしていない、製造過程での水や土壌を汚染せず、太陽エネルギーを活用するなど、「究極の安全と安心」につながる製品を作っている会社でした。

僕はすぐに連絡を取って、その後、インドの製造施設も見せてもらいに行ったのですが、その衛生的な管理の徹底ぶりと、会長・社長のプラジャパティさん父子の熱い信念に触れ、深く心を動かされました。

以下に紹介するのは、CNP社の「私たちの信念」という文書です。

ヘナには、髪をオレンジ色に染める色素ローソンに含まれるナフトキノンのほかに、クマリン、フラボノイド、タンニンなどの成分が含まれ、古来より染料や民間薬として利用されてきました。近年の研究においても、ヘナの葉の抽出物には抗菌・殺菌作用に加え、解熱作用、抗炎症作用、鎮痛効果のあることがわかっています。ナフトキノンの働きとして、生理不順を整える効果があるといわれています。

インドの伝承医学アーユルヴェーダでは、肝臓の障害に対してへナの樹皮の煎じ液が利用されるなどしていました。

さて、こうしてやっと巡り会えたヘナなのですが、CNP 社の直輸入したヘナが日本で販売できるようになるまでは、それから3年ほどかかるのです・・・。

というのは、究極的に細かい粉末になったヘナ製品について、パキスタンの研究者からアレルギーの心配が提示され、その解決に時間がかかったためなのです。

このアレルギー検査を、プラジャパティさんはイタリアの研究所に依頼して徹底した試験をやってもらい、長い時間を費やしました。そしてついに皮膚病学的にも安全というお墨付きを得たのです。

結果が出て、商品として日本で販売できるようになるまで、私も長く待たされたわけですが、これも「安全・安心」には代えられませんし、こうしたエピソードにもCNP社の信念の強さが表れていると敬服しています。

2014年1月、私は初めてラジャスターン州のCNP社の農場を訪れました。息子のタルン・プラジャパティ社長の案内で、会社に一番近いルニファームという農場を見学させてもらったのです。そこで「大地に根ざしたヘナの木」と初めて対面し、感動しながら写真のシャッターを切りました(このときに撮影したヘナの写真は僕の著書『最高のヘナを求めて』茅花舎、2017 年刊、の表紙を飾っています)。

タルンさんはCNP社の社長でありながら、薬用植物の研究者としても活動しています。ですからヘナだけでなく、どんな植物についての質問にもすぐに的確な回答を返してくれる様子に、私は今までに無い大きな信頼感を抱きました。

また、案内されたラボで、専門のスタッフが緻密な実験と品質管理の業務を行っている様子も見せてもらいました。整備された農場を歩きながら、タルンさんからヘナ以外の栽培薬用植物についてもお話を伺いましたが、驚いたのはCNP 社のカタログに掲載されている植物の写真は、すべてタルンさん自身が撮影したものだと伺ったことです。

朝早くに畑を巡り、よく管理された大地と手入れされた薬用植物の生育を見守る大きな喜び。カタログの美しい植物写真は折々に撮影した中から選んで載せているとか。そんなお話の中にも大地と植物への深い愛を感じて感動すると同時に尊敬の気持ちが溢れて来ました。

この様な地道な研究と技術改革から生まれた製品を、より多くの方々の手元にお届けして行きたいと思います。

株式会社ラクシュミー代表取締役 森田 要

1958年、山梨県生まれ。美容師。
美容室 kamidoko(カミドコ)代表、化粧品販売会社・株式会社ラクシュミー代表取締役。

1978年東京マックス美容専門学校卒業後、修業期間を経て、1984年独立、南青山に美容室を開業する。1998年インターネット通販でヘナやシャンプーなどの販売を開始。おもな著書に『トリートメントヘアカラー ヘナ』(学陽書房)、『美髪再生』(メタモル出版/筆名塩田鹿納命)、『新版 なっとく!のヘアカラー&ヘナ&美容室』(彩流社/共著)、『最高のヘナを求めて 髪を美しくする奇跡の植物』(芽花舎)、『アーユルヴェーダの驚きの果実 アムラの真実』(彩流社/監修)『髪 あるがままの美しさを求めて』(芽花舎)などがある。

CNP社について

インド CNP 社は、インドにおけるアーユルヴェーダ教育機関の中で最高峰と認められている、インド国立グジャラートアーユルヴェーダ大学院の薬用植物学修士号を所持するタルン・プラジャパテイ氏が率い、自社農園・自社加工場・自社研究所を所有しております。

世界各国の有機認証取得にとどまらず、オーガニックハーブのヘアカラー部門におけるフェアトレード認証取得(化粧品ジャンルで世界初)に成功した実績を誇る、世界的にも大変稀有な会社です。まさに地球の未来を見据え、業界をけん引する存在です。

また、CNP社は、植物への深い探究心と革新的な技術開発への挑戦を両立させることで、高品質な製品を多数生み出している企業です。酸化染料やHC染料、塩基性染料などの化学物質を一切使用せず、天然成分100%のヘナにこだわっています。また、動物実験を行わない姿勢を貫き、その認証も取得しています。設立当初からエコサート認証を受けており、有機栽培を徹底することで自然の循環を尊重し、環境にも人にも優しい企業理念を追求しています。さらに、農村の貧困を救済し、農民の教育にも携わるなど、地域活性化にも力を注ぎ、すべての人がいきいきと暮らせる社会の実現を目指して取り組んでいます。

CNP社のプラジャパティさん親子は、インドの北西部ラジャスターン州西部に住んでいます。この地は社会的にも経済的にも恵まれた場所とはいえず、夏冬の暑さ寒さが極端で厳しい気候条件下にあります。
タール砂漠の影響下にあって、時として干魃を伴う水不足にも悩まされている地域です。

父のナラヤンさんは50歳頃までは繊維を扱う仕事をしていましたが「自然本来の方法で母なる自然に帰る」という考えに至り、国内外の文献を元に植物学の研究を続ける中で、インドの風土に根ざした植物・生物の多様性と、さらにそれを支える自然環境への畏敬の念を深く心に刻んでいきます。自然環境を健やかに持続させながらかつ地域共同体を発展させていくためのシステムなどについて思索を深めていきます。

1988年に会社(CNP=Cultivator Natural Products)を興して、薬用植物の商業栽培を始めるととになりますが、このとき念頭にあったのは、厳しい気候条件下でギリギリの状態のある農業従事者、労働者に新たに仕事を生み出して雇用し、生活水準を上げることと、地域の自然環境を守りながら、かつ労働者の健康にも留意しつつ、持続的に長く仕事ができること、そうして会社の活動を通じて地域共同体の発展を図りたいという熱い思いでした。
CNP 社の旧版カタログには、創業者ナラヤンさんの次のような言葉が掲げられています。

次世代に渡す地球環境を守るために、世界中でエシカル(倫理的環境保存、社会貢献)という流れが注目され、また公平な社会実現のためにフェアトレードの取得もCNP社の社是ともぴったり一致しています。

CNP社の薬用植物の販路は、当初のインド国内市場を超えて、有機認証認定の有機植物を欲していた国際市場にも広がっています。販路拡大につれて農場の規模もますます大きくなり、現在は3千エーカーを超えています。10万平方フィートの処理工場で、有機ハーブ・植物を約80種製造しています。
2005年には薬用植物学修士である息子さんのタルン・プラジャパティー氏も加わりました。

また、CNP 社は、植物への深い探究心と革新的な技術開発への挑戦を両立させることで、高品質な製品を多数生み出している企業です。酸化染料やHC染料、塩基性染料などの化学物質を一切使用せず、天然成分100%のヘナにこだわっています。

また、動物実験を行わない姿勢を貫き、その認証も取得しています。設立当初からエコサート認証を受けており、有機栽培を徹底することで自然の循環を尊重し、環境にも人にも優しい企業理念を追求しています。

さらに、農村の貧困を救済し、農民の教育にも携わるなど、地域活性化にも力を注ぎ、すべての人がいきいきと暮らせる社会の実現を目指して取り組んでいます。

欧米の最新基準に基づく雑菌処理を徹底し、蒸気滅菌システムや窒素冷却粉末化技術を採用するととで、「作りたて」の新鮮なヘナをお届けしています。

(※画像は CNP社のHPYouTube から引用)

 

ジョドプル・アーユルヴェーダ大学・CNP・Laksmi 共同研究のMOU (基本合意書)

2023年12月28日、ジョドプル・アーユルヴェーダ大学・CNP・Laksmi 共同研究のMOU (基本合意書) 調印式が執り行われ、アーユルヴェーダ大学の協力によるヘナの学術的な研究が始まる事になりました。 このプロジェクトはCNP社タルン・プラジャパティ氏のお力添えによるものです。この様子は地元インドメディアでも報道されました。

CNPタルン社長(左)、アーユルヴェーダ大学学長(中央)、森田 要さん(右)

地元テレビでの報道

地元新聞での報道

15〜24歳の髪の悩み「癖毛が気になりストレートパーマに憧れる。ヘアアイロンも手放せない」

あなたの髪は御先祖から継がれたかけがえのないあなただけの宝ものです。それを他の誰かみたいになりたいなどと妄想して大切なあなたらしさをパーマやヘアカラーで損ねてしまうのはとても残念です。

成長発育過程にある時期はお体への影響も大人以上といわれます。前途洋洋たるあなたが気でいられるよう、髪から体にダメージを加えるような事は避け、ヘナで整えてみてください。

苦言と感じられるかもしれませんが若者を守るのは大人の役日です。良識を備えてください。

25〜34歳の髪の悩み「もっとキレイになりたくて美容師さんに勧められるまま始めたヘアカラー...」

人生の春から夏に向から時、真の美しさを育むには最適だから。ご自身の元気な髪をかりそめのキャラクターに仕立てるのは勿体ない。
寿命が85歳と試算するとヘアケアに生涯 1000万円以上かかってしまいかねません。

1990年代、ヘアカラーの宣伝に登場のモデルが30年以上経った今、ウィッグの宣伝で活躍されているのが痛々しい現実です。

経皮吸収の観点からも視力・肝機能障害・生殖器毒性・発がん性などのリスクも視野に入れ、美意識や習慣の再考を。

どうぞヘナをお試しください。

トリートメントをしなければならない髪質になってしまった、その根本的な原因と向き合わなければ、問題は解決しません。

ほとんどの方が気づいていらっしゃると思いますが、髪の傷みの原因は、パーマ液や染毛剤など化学物質によることが大さいのです。髪の老化を、実年齢よりも加速させます。

傷んだ髪をケアしようと美容院で施術しているトリートメントにも、問題があります。トリートメントで保湿をすると、一時的には潤い、綺麗になったと錯覚します。でも、しばらくするとまたパサパサとしてきませんか?しかもだんだんひどくなる。

私たちの髪の毛が潤いを保っているのは、頭皮から出てくる脂分と汗が混ざり合い、皮脂膜(保護膜)を形成するからです。人工的に油分を与えてしまうと、頭皮は自ら脂分をだすことを止めてしまいます。結果、乾燥肌や乾燥毛が進んでしまうのです。

まずは、トリートメントが必要な髪質にしないこと。その原因を作っているカラーリングとパーマをやめるととです。

長く続けてきたカラーリングをやめるのは難しいかもしれません。カラーリングから1か月過ぎ、生え際に自分の髪があらわれると、「頭がプリンになってしまった」と、すぐに美容院に駆け込む習慣が身についてしまっているのですから。

でも、使い続けていると、平均年齢より若い段階で白髪が増えるだけでなく、薄毛も進みます。化学物質は髪だけでなく、体にも負担をかけます。知れば知るほど恐ろしくて使えないはずです。

自分の生まれもった髪の色を大切にしてください。
「黒髪は重くて暗く見える」と気にされている方もいるようですが、まわりの声に踊らされないでください。漆黒の黒髪はとても美しいのです。髪の量が多くて、まとまりにくいと困っているのなら、週に一度、植物の葉を粉砕してできた「ヘナ」を使うことをおすすめします。髪が落ち着いてきます。くせ毛で困っている人も同様です。

カラーリングやパーマを続けていると、髪も頭皮もどんどん傷んでいきます。40代半ばは体の老化を意識し始めるとき、頭髪の老化にも敏感になる頃です。

白髪が増える、髪の毛が細くなる、髪の分け目が目立つ。カラーリングやパーマを続けていた方はど、その進行が速いのが特徴です。美髪再生メソッドを行うことで、頭髪は若返ります。

ヘナを髪に塗布すると、植物のもつ抗酸化力によう、傷んだ髪の再生を促進します。頭皮のケアにもなり、細く力のない髪とは違った、コシのある太い髪の毛が生えるようになります。

20代、30代で習慣になってしまったカラーリングやパーマをやめる最も大切な時期です。若々しくみえるようにとカラーリングで白髪を染め、髪の毛の量が多くみえるようにとパーマをかける方法を続けていると、将来「カツラ」が手放せなくなります。

まだ間に合います。カラーリング、パーマをやめて自分本来の美しい髪を再生しましょう。

この年代になると薄毛が目立ってきます。白髪の量も増えるので、美容院に通う頻度も増してきます。なかには、カラーリングを2週間に一度行う人も。そのせいで、髪の傷みはさらに進むのです。

薄毛を気にして、育毛剤を使い始める人もいらっしゃいますが、育毛剤だけで解決するのは難しいでしょう。ボリュームを出そうとしてパーマをかけると、さらに薄毛を進行させることになります。

パーマやカラーリングを長く続けている方は、地肌が透けて見えるほど髪が薄くなり、白髪も増えてしまう人が多いようです。髪にお金をかけている人ほど傷みの進行が速いのです。

頭皮は硬くなり、そのため髪が生えにくくなります。生える髪も力がなく、縮れた変性毛が増えます。ヘナで頭皮や髪をケアしてください。美しい髪が再生されたら、ヘナをやめます。根元から白髪が伸びたらヘナで染まったオレンジ色の毛先を切ります。あとは髪型次第でおしゃれな雰囲気になります。年齢を重ねるからこそできる、美しさなのです。シルバーカラーを生かすヘアスタイルの、魅力的な女性を何人も見てきました。

でも、白髪はどうしてもなじめない、気分が下がるという方もいらっしゃると思います。そんな方は、ヘナを続ける、またはハーブ(薬草)のみで作った白髪染めで色を入れるとよいでしょう。“髪は女の命”という表現もあります。髪は生きる力を左右する存在と言ってもよいかもしれません。美しい髪を楽しんでください。

美容師として30年以上髪に関わってきた経験から、いくつになっても女性の髪は再生できると考えています。実際に、70代前半で出会った女性は、90歳になるまで髪が増え続け、しかも、黒髪が増えました。

出会った時、70代でカツラを使用していた静岡県三島在住の方は、1つ80万円もするカツラをすでに5個も持っていました。総額は400万円にものぼったそうです。

地方で開催した講習会にご参加くださった方を、南青山のお店へ誘うことはめったにないのですが、このまままた新しいカツラを買うよりは、3~4か月ごとに東京・三島を1往復する交通費とカット代のほうが安いのではないかと考え、通ってもらうことにしました。同時に週1回、自宅でヘナを続けていただきました。

80代になった今、カツラは不要になりました。南青山のお店には3~4か月に一度来店してもらい、カットのみしています。カツラを着用していないのに、「昔の習慣で、風が吹くと髪を押さえてしまうの。笑ってしまうでしょ」とお話しなさいます。

女性でも歳を重ねての薄毛はあたりまえ。60代後半からのお洒落に、“カツラ”は必須。
もし、こんなふうに思っている方がおられたら、それは間違いです。そんなことはありません!!

パーマやケミカルヘアカラーを行なっていることに加え、間違ったケアが頭皮や髪を傷つけているのです。
パーマやケミカルヘアカラーをやめ、髪とシンプルに付き合うことで、髪は本来の艶やかな美しさを取り戻し、頭皮も健やかに整います。女性は薄毛の心配から解放されます。

傷ついた髪や頭皮の生に力を貸してくれるのが、植物からできた100%天然の「ヘナ」です。

「ヘナ」には髪へのトリートメント効果だけでなく、地肌を健やかにする抗酸化(※)力があり、さらに白髪を染めるとともできます。
くせ毛がひどくてまとまらないという髪を落ち着かせる働きもあるのです。

傷んだ髪や地肌に、ヘナを使って再生を促し、美しい自分の髪を大切に、歳を重ねましょう。

※[抗酸化]体の中で過剰に生成された活性酸素は血管や細胞を傷つけ、体の内側を酸化(老化)させます。余分な活性酸素を抑える働きを抗酸化といいます。

美しさを求めて髪型を変えても、頭皮や髪の素材自体が壊れていては、うまくいきません。魅力的な髪型は頭皮や髪を健康な状態に整えるととから始まります。

カラーリングやパーマに使う化学物質は、髪の毛の組織を傷つけます。カラーリングで髪が染まる仕組みをみると、髪に大変な負担となっていることがわかります。素材を壊すのではなく、生まれ持った自分の髪を大切にしてください。

頭皮を健やかに保つことで、よい髪が生えてきます。洗いすぎて頭皮の脂分が邀減すると体は過剰に脂分をだすようになら、頭皮はさらに脂っぽくなります。トリートメントで保湿すると脂分をださなくなり、乾燥が進みます。使用剤の量が多いと頭髪に残って毛穴を塞ぎ、力のない髪が生えてきます。

私はその方の「髪質」や「頭の形」と相談しながら、傷んだ髪の調整が終る3か月先、6か月先をイメージして髪型をつくっていきます。
ハサミの使い方が悪いと、髪の毛は傷みます。髪の毛と会話しながら髪型の計画がでさる、そんな美容師との出会いが大切です。

ヘナは白髪をオレンジ色に染めますが、地毛の黒髪は染まらず色は変わりません。カラーリングをしていた髪の部分には、すこし赤味がかかります。

ヘナのコーティング力で髪が保水され、髪全体が広がらずに落ち着きます。また、頭皮にヘナを施術すると、新しく生えてくる髪の質がよくなります。

艶やかな髪と健やかな頭皮の再生に力を貸してくれるのが、ヘナのもつ植物の力です。

ヘナは紀元前の古代エジプト時代から使われてきた植物で、ヘナの花の香りは聖書のなかで、「カンファイアー」とよばれ、知られています。

また、クレオパトラがアントニウスと初めて会う時に、御座船の帆にしみ込ませたといわれている魅惑的な香水シプリナムも、ヘナが原料でした。葉には赤色色素ローソンが含まれ、古来より眉毛や爪、髪を染めるのに用いられていました。アラブ種の白馬のたてがみを染めるときに使うこともあります。和名の指甲花(シコウカ)も、指の爪を染めるのに用いたととに由来しています。

5000年以上の歴史をもつインドの伝承医学アーユルヴェーダでは、皮膚病予防、外傷、火傷などの薬として使用されています。

ヒンズー教では、美と幸運の女神・ラクシュミーが愛する植物として大切にされています。インドでは、祭り事や祝い事があると、女性はヘナで肌に模様を描く「メヘンディ」を施します。結婚式の前夜に花嫁の手足には華やかで緻密な模様が描かれます。

ヘナによるトリートメント・カラーリングの方法は簡単です。ぜひ自宅で行なってください。慣れてしまえば、ヘナを塗って放置している時間も有効に楽しめるようになります。
回数は1か月に2~3回。理想は1週間に一度。
このペースでヘナを続けると、トリートメント効果により、髪にコシがでて艶やかになってきます。長く続けるほど、髪の毛はきれいになります。若いときから、ぜひ始めてください。>ヘナのご使用方法

※生え際の白髪だけを染めたいときなどは、部分塗りも可能です。

 

ヘナの葉には収れん作用があります。収れん作用とは、タンパク質と結合して組織を変性させ、組織や血管を引き締める作用のことで、肌を引き締めたり、炎症を抑えたりする働きのことをいいます。

髪の毛のキューティクルの主要成分であるケラチン(タンパク質の一種)を、引き締めるのです。定期的にヘナの塗布を繰り返すことで、収れん作用が活発に働き、髪の毛にコシとツヤがでてきます。髪の毛や頭皮が丈夫になり、抜け毛も予防されます。

髪が傷んでいたり、クセ毛で悩んでいたりする方も、ヘナを使用することで、コシのある艶やかな髪を得るととが可能です。ただし、化学の力ではないので、即効性は期待できないこともあります。すぐに効果がでなくても、最低4回は使ってみてください。若い方にはヘナを、美しい髪を守るトリートメントとして活用してほしいと思います。

フケは、頭皮が乾燥しているか、皮脂が多すぎる状態で起とります。ヘナを使うとヘナのコーティング力が乾燥を防ぎ、頭皮に詰まっている酸化した皮脂は、ヘナがからめとうます。さらに、ヘナの抗酸化作用によって皮脂分泌の正常化を助けます。

頭皮が脂っぽいヘナは脂分となじみやすい分子を持っているので、髪や頭皮の汚れや余計な皮脂を取ら除きます。頭皮環境を改善するととで、毛穴がすっきりします。

白髪をオレンジ色に染めます。黒髪に色の変化はほとんどありません。トリートメント効果があるので、抜け毛や白髪が増えるのを抑えることもできます。
100% 天然植物のヘナ染めがすぐれているのは、安全だからです。化学合成染料のカラー剤のように髪を傷めたり、かぶれなどの皮膚障害を起こしたりする危険性はほとんどありません。

使用後のヘナを流したときの環境汚染も、最小限にとどめることができます。もちろん、これはあくまでも100% 天然植物のヘナの場合です。少しでも化学合成染料の入っているケミカルヘナではできません。

近年、食品添加物の健康への影響についての意識が高まる中で、ヘアカラー剤やパーマ液がもたらす影響にも注目が集まっています。一般的なサロンや市販のカラー剤には化学成分が含まれており、「頭皮への負担を避けたい」と考える方が増えてきました。
オーガニックを謳うカラー剤も増加傾向にありますが、純粋な植物 100%のヘアカラーは依然として数が少ないのが現状です。

最近、「96%オーガニックの安心へナ」というフレーズを目にすることがあります。しかし、その残り 4%に含まれる成分こそが問題です。もしその4%が化学合成染料であれば、それは化学合成染料を用いた永久染毛剤に該当し、4%という割合でも決して少なくはありません。

「ヘナでかぶれた」といったトラブルの多くは、化学合成染料を含むヘナ、いわゆるケカルヘナの使用が原因です。中でも、「ブラックヘナ」として広く流通している製品にはジアミン系の化学合成染料が含まれている可能性が高く、このブラックヘナを使用した結果、「ヘナでかぶれた」と報告されるケースが多いのが現実です。化学合成染料を含む製品は、本来「ヘナ」として扱うべきではないものです。

植物や薬草の力を借りた自然療法には即効性はありませんが、無理のないペースで時間をかけて回復していくことが重要です。天然植物 100%で作られたヘナは、人間が本来持つ自然な力や、髪そのものの良さを壊さずに引き出してくれる存在です。

現存するヘナ商品のパッケージを並べてみて一見すると、どのヘナ商品も似たように見えるかもしれません。しかし、実際には品質には大きな違いがあります。砂や土などの不純物が混入しているものや、見た目を良くするために着色されたへナが存在することも少なくありません。

さらに、工場の保管状態や品質管理の差も、ヘナの染まり具合や効果に影響を与えます。また、「オーガニック」と記載されている商品であっても、認証が正確でない場合がある点にも注意が必要です。

これらの様々な要素が絡み合い、ヘナの品質や染まりやすさに大きな差を生じさせています。しかし、これらをパッケージだけで判断するのは非常に困難なのが現状です。

そんな中、『エコヴェーダ』のヘナは、これらの課題を克服するために開発されました。開発者である森田要さんは、実際にインド中のヘナメーカーを訪ね歩き、永き年月をかけて調査、分析、研究を重ねた末、辿り着いたのがこの『エコヴェーダ』なのです。

※効果的な利用方法
エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラー 「オレンジ」と「ダークブラウン」や「ディープチェスナット」は混ぜて使用すると染まりにくくなります。基本的には 「オレンジ」 (ヘナ)がしっかり染着していることでトリートメント効果も上がり、日にちを置いて「ダークブラウン」や「ディープチェスナット」をそれぞれ塗ることで染まりやすくなります。