「内側の世界」が「外側の世界」を創造するという考えがあります。例えば、寝ても体の疲れが取れないのは、心が休まってないからといわれます。心がどのような状態であるかが、体の状態に反映するのです。つまり、心が休まらないと体も休めないのです。体が本来の機能を取り戻すためにも、心を整えていくことが大切になります。内側の心がいつも「イライラ·ハラハラ·モヤモヤ」しているということは、エネルギーがもれている状態です。人は余力がなくなると、内側で自分自身を愛でることもできなくなります。そこで必要なのが無意識の「エネルギーもれ」を防ぎ、消耗を抑えるという対処です。禅語に「自灯明」という言葉があります。自分を信じ、自分を頼りとして生きるという教えです。過度な情報が錯綜し、混迷を極める現代においては、それらに翻弄されず「自灯明」に沿って生きる意識が、今まさに求められています。外側がどんなに暗く大変であっても、自分の内側が明るく照らされていることこそが大きな拠り所となります。このセッションでは、内側を整えることで、自分自身に明かりを灯せるようにしていきます。内側が整うにつれて、外側への反映も変化していきます。