Q.ヘナってなんですか?
A. ヘナは紀元前の古代エジプト時代から使われてきた植物で、植物名は「Henna(ヘンナ)」といいます。
3~6mほどの木でクリーム色の花を咲かせます。 葉は緑をしており赤色素「ローソン」が含まれ、古来、眉や爪、毛髪を染めるのに用いられてきました。 和名の指甲花(しこうか)も指の爪を染めるのに用いたことに由来しています。 インド伝承医学アーユルヴェーダでは、皮膚病予防、外傷、やけどなどの薬として使用され、また、インドでは、祭りごとや祝いごとがあると女性はヘナで肌に模様を描く「メヘンディ」を施します。
【科名】ソハギ科
【学名】Lawsonia inermis
【一般名】Henna(ヘンナ)
【和名】指甲花(しこうか)
【自生地】北アフリカ、東南アジア、インドの水はけのよい土壌で日の当たる場所
Q.開封したところ、ヘナの色がいつもよりも茶色っぽいようです。この色味の違いは、どのように生じているものでしょうか。また、品質上、問題がないものでしょうか?
A. 製品の色味に関しましては、“植物がいつも安定して同じ状態を保つ事はありません”が回答になるかと思います。
マテリアルデータシートもロットごとに異なります。 化学薬品の使用により安定的な製品を目指す会社は多数存在しますが、弊社はそこを目指しておりません。
色の安定は実は危険なサインかもしれません。 このピクラミン酸は脳に障害を起とす可能性が指摘されています。 残念な事に美容業界で多く流通しています。
日本でピクラミン酸の検査が実施されていない理由が2つあります。
1つ目の理由は摩擦熱で爆破する。 2つ目が高額な検査費用。
私達は安全で安心をモットーに日々進化しております。
CNP製品はこれらの基準を全てクリアして更に進化し続けています。
Q.エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラーには、アンモニア、PPD(パラフェニレンジアミン)などの化学物質は含まれていますか?
A. 化学物質や有毒物質は含まれていません。100%有機栽培の植物です。
Q.妊婦です。エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラーを使い続けてもよいですか?
A. 妊娠中は使用を避けたほうがよいでしょう。ハーブのなかには、体を冷やす働きのあるものがあります。妊娠中は体を冷やすことは避けたほうがよいでしょう。
Q.生理中もエコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラーを使ってもよいですか?
A. ヘナという植物は体を冷やしますので、使用するのであれば体を冷やさないような気配りをしてください。
Q.アトピー性皮膚炎なのですがヘナを使っても大丈夫ですか?
A. 皮膚疾患のある方で頭皮に湿疹、炎症があり、皮膚がカサカサしている方は、水だけでもしみたりする場合がありますので、使用は控えてください。 私、森田のお客様でアトピー性皮膚炎の方もいらっしゃいますが、その方の場合は、体調がわりとよく、頭皮がカサカサしていない状態の時に事前にパッチテストをおこない、大丈夫だったので使用したという方です。その方は現在もヘナをされています。 ≫ パッチテスト
Q.ヘナを子どもに使用してもよいでしょうか?
A. 子供は白髪がありませんから、ヘナでカラーリングすることはできませんが、トリートメント効果やくせ毛の改善が期待できますので、化学物質が入っていない良質なヘナであれば、使用しても問題はありません。 ただしお子さんの場合は、大人よりも免疫力が弱いため、大人同様にパッチテストを必ずおこなったうえで使用し、体調の弱っている時などは使用を控えてください。 ≫ パッチテスト
Q.白髪が多いのですが、全体を染めることはできますか?
A. エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラーは、白髪を染めることのできる100%有機栽培植物のヘアカラーです。100%植物原料のため、完壁に白髪を染めるためには約4~5回の連用が必要です。
Q.パーマやヘアカラーで傷んだ髪にも、エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラーは使用できますか ?
A. パーマやヘアカラーで傷んだ髪にも使えますが、効果が表れるのは、およそ5~6回使用後になります。傷んだ髪のキューティクルを修復するためには、複数回の施術が必要です。
Q.エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラーは、なぜ使用後すぐに 髪の色が変わらないのですか ?
A. 髪を洗い流して乾かしたのち、約48時間は髪の色は安定しません。100%植物原料のヘアカラーは、その色素が髪の成分ケラチンに付着し、酸素(空気)に触れて酸化することで発色するからです。インディゴが高い割合で含まれているハーバルヘアカラーを使用した際、施術直後は白髪が緑や青になることがありますが、時間の経過とともに(空気にさらされているうちに)、発色してきて落ち着きます。思うような色をだすためには数回ご使用いただくと、色に深みがでてきます。
Q.私の生まれ持った髪の色は暗いため重く見えます。エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラーを使うと明るく染められますか?
A. 明るく染めることはできません。エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラーは、化学物質で行なうヘアカラーのように髪を脱色する仕組みはありません。地毛の髪色(白髪ではない髪の色)を明るくすることはできません。
Q.施術後、洗い流すときにシャンプーをしてもよいですか?
A. シャンプーのご使用は心地良さにしたがって下さい。 ただし、夏の汗をかく時期など、洗い流しが足りないと衣服の汚れの原因になりますのですすぎを良くしてください。
Q.気になる生え際の白髪の部分だけにヘナを塗っても問題ないですか?
A. 問題ありません。複数回ご使用するごとに色の深みを増していきます。特に生え際は気になります、塗り終わった部位にペーパータオルなどで押さえておくとしっかり綺麗に染着します。
Q.パーマやカラーリングをしていたのを止めてヘナを始めました。髪がキシキシするのですが、ヘナの使用を止めた方がいいですか?
A. 薬品により傷んだ髪の修復には一定の時間が必要になります。特にヘナを初めてご使用された時にキシミを感じます。回を重ねるごとに違和感がなくなります。
Q.ヘナはどの様な周期で使用するのが理想でしょうか?
A. 週に一回の使用が理想的です。トリートメントを毎週するという感覚です。色の染着につきましては使用頻度に比例して色に深みを増します。トリートメント効果を得ることができ、抜け毛や白髪の抑制にもつながります。
Q.エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラー のパウダーは計量した方が良いですか??
A. おおよその目安として、【ご使用量の目安】をご紹介しています。
- ショートヘア 25g + ぬるま湯100㎖
- ミディアムヘア 50g + ぬるま湯200㎖
- ロングヘア 75g + ぬるま湯300㎖
- エクストラロングヘア 100g + ぬるま湯400㎖
Q.塗布前に髪を洗った方がよいのですか?
A. 基本的に洗髪は必要ありませんが、ヘアースプレーや整髪料などを使用している場合は、染着しにくくなりますので事前に洗い流してください。
Q.塗った後ラップやキャップをする事は必要ですか?
A. 基本的には必要ありません。タオルで巻くだけで大丈夫です。 冬の寒い時期などにタオルの上からラップやキャップを寒さ対策のために巻くというくらいはよいですが、夏の暑い時期などは汗をかきやすくなり、液が垂れてきますので使用する必要はありません。
Q.液が皮膚に付着してしまった場合、どうやって落とすのですか?
A. 皮膚に付着しても問題はありませんのでふき取ってください。色が肌に残った場合は、付着した色の度合いにもよりますが、洗っていくうち徐々に落ちていきます。
Q.ほとんど白髪の場合、ヘナ染めに移行中、色の境目が気になるので、1 週間に1回ではなく、毎日または2~3日と短い期間で塗布してもよいでしょうか?
A. 回数が多いほど効果的ですので短いサイクルで塗布しても問題ありません。
Q.エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラー 「オレンジ」と「ダークブラウン」や「ディープチェスナット」などは混ぜていっぺんに塗ってもよいのですか?
A. 混ぜて使用すると染まりにくくなります。 基本的には 「オレンジ」 (ヘナ)がしっかり染着していることでトリートメント効果も上がり、日にちを置いて「ダークブラウン」や「ディープチェスナット」をそれぞれ塗ることで染まりやすくなります。
「ダークブラウン」や「ディープチェスナット」 に含まれている、インディゴは自然のハーブではありますが、トリートメント効果のある成分は含まれておらず、刺激も強いので、量を多く使うと髪がパサついてくることがあります。また、色もインディゴだけでは綺麗に染まらず緑っぽい灰色になってしまい、色落ちもしやすいのです。
そのため、まずはヘナを施術して「髪の傷みをケア」「健康な髪の水分量が減らないようにコーティング」してから、インディゴ系の染料を施術という2段階で染める方法をとります。最初に、白髪にオレンジ色が入るからこそ、インディゴを使用すると黒に近づくのです。
最初からインディゴとヘナを配合したパウダーだけで染毛すると、どちらの効果も中途半端になってうまくいきません。インディゴはアルカリ領域で染まり、酸性に弱い性質。ヘナは水で溶いたときに酸性領域になります。それではヘナもインディゴも充分な染毛力を発揮できません。一度にヘナとインディゴを配合したものを使うのではなく、手間でも2段階染めを行うほうがよいのです。
【2段階で施術】
1.ヘナを施術|頭皮を整える、髪へのトリートメント効果を発揮させるために、まずはヘナを施術します。
2.インディゴ系染料を施術|ヘナを洗い流した直後から2~3日以内に、インディゴがメインのハーブ染料を施術。インディゴの粉末は水で溶いたらすぐに使用。時間が過ぎると染着しなくなります。
Q.エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラー 「オレンジ」と「ダークブラウン」や「ディープチェスナット」 を 繰り返し塗る場合の順番を教えてください。
A. 「オレンジ」は1番目、トリートメント剤としての効果も含めてとても大切です。「ダークブラウン」や「ディープチェスナット」は2番目、「オレンジ」の色が良く染着していることで、染まりやすくなります。
「ダークブラウン」「ディープチェスナット」は色彩の変化の為(ヘナでオレンジに染まった部分のみに使用し色を落ち着かせる)に必要な製品とお考え下さい。
* 「オレンジ」→「ダークブラウン」→「オレンジ」→「ダークブラウン」…と繰り返すと、茶系
* 「オレンジ」→「ディープチェスナット」→「オレンジ」→「ディープチェスナット」…と繰り返すと、黒茶系
※ 連用の仕方により色調が変化します。(オレンジの回数が多い方が髪の状態が良好です。)
※使用例の図は1袋ではなく1回分となります。1回分の目安については上述の【使用量の目安】をご覧ください。
Q.エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラー 「ダークブラウン」や「ディープチェスナット」 の使用量の目安はどのくらいですか?
A. 「オレンジ」の色の明るさが気になる部分に塗って色を暗くしますから、暗くしたい範囲によって使用量は異なります。それぞれの使用範囲で量を決めてください。
Q.エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラー 「ダークブラウン」 を使用後、染まっていないように感じるのですが?
A. 「ダークブラウン」のような青色系の植物染料は、特に塗ったその日よりも、日にちが経つことで酸化(空気中の酸素と化合)し徐々に染まっていきますので数日間様子を見てください。
Q.エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラー 「レッド」 と「ブロンド」はどのように使うのでしょうか?
A. 白髪染めとして単独で使用してください 。「レッド」は、赤色系の色を保つために、「ブロンド」は ブロンド系の色を保つために、それぞれ単体でご使用下さい。
※「オレンジ」との併用はできません。 黒髪にお使いいただく場合は色は染まりませんが、トリートメント効果の高いハーブが配合されていますので、トリートメントとしてお使い頂いている方もいらっしゃいます。
Q.粉を解くときにコーヒー、紅茶またはレモン、生卵を入れて混ぜた方がよいと聞いたのですが本当でしょうか?
A. 基本的にはあまり必要はないです。 コーヒーや紅茶で色が若干変わるということ、酸性果実であるレモンによって染着性が高まるということ、生たまごのたんぱく質によってトリートメントの補助をするという効果が考えられますが、髪質によって染まり方にそれぞれ違いがありますので、お好みの使用範囲でお考えください。
Q.保存可能期間はどれくらいですか?また、パウダーの使い残しはどのくらいの期間保存できますか? 古くなると劣化しますか?
A. 品質に関しては、商品分析一覧「分析証明書」「化学物質等安全データシート」「重金属レポート」「微生物学レポート」「残留農薬レポート」にて証明をされた上で、内袋へ中身を詰める際には、酸素による酸化を防ぐ方法の一つの「窒素充填」が採用されております。
商品を開封ぜすにそのままの状態で湿度の低い場所にて常温で保管していただけれぱ、「Best Before」表記から経過された製品に関しましても、性状及び品質に変化はございませんので、安心してお使いいただけます。
開封後の場合は、保存期間中、湿気が入らないようにしていだだき、常温状態で約3ヶ月位を保存期間の目安としてください。また、ぬるま湯で溶いた場合は、ただちにご使用下さい。(溶いてから時間が経過すると、色が染着しにくくなります。)
Q.ヘナを扱う会社では、ヘナ塗布前のオイルマッサージを勧めていますが、エコヴェーダのオーガニックハーバルヘアカラーもオイルは必要でしょうか?
A. 弊社の旧製品に関しては、ヘナの染着の効果を高めるためにオイルの使用をお勧めしておりましたが、エコヴェーダ オーガニックハーバルヘアカラーに関しては、粉砕技術を進歩させたことで粉末が微細になり、色素成分のローソン量が増し、染着効果が高くなったため、オイルの使用は必要ありません。